音痴を治す方法
音痴の人というものは、リズム、発声、音程のいずれかが欠けている場合が多いのですが、一番多いのは発声が良くない場合でのようです。したがって、音痴を治すためには、発声練習をして声がよく出るようになることが大切なのです。
具体的には、呼吸法や声を響かせる方法というものを身につけることで、声帯を広げて声を出す筋肉を矯正していくことが効果的です。
そうして歌が上手くなるために必要な筋肉を動かすことができれば、正しい発声ができるようになるのです。自宅でも簡単に正しい発声をマスターできる方法がいくつかあります。
先ずは、割り箸を使ったトレーニングです。割り箸を２本立てて、口の両側にくわえます。そうすることで喉の入り口が開くようになるので、声帯も気道も開いて声が出しやすくなるのです。
この状態で声を出します。あくびをする時に近い状態になるため、無駄な呼吸が漏れずに、力強い地声を出しやすくなります。
続いては、ティッシュを使ったトレーニングです。ティッシュを４～５枚丸めて口の中に入れ、それを歯と唇でグッと噛みます。鼻から息が抜けないようして「ウー」と声を出すことによって声量が大きくなります。これを４～５分やるだけで５倍から２０倍の大きさの声が出るようなり、音域も２～３音上がるようになります。カラオケなどで歌を歌う前に準備運動として４～５分やれば、かなり効果が期待できます。