音痴を克服し直す方法!自宅で矯正しよう!

音痴のタイプ

 

 

そもそも歌を歌うという行為には、3つの基本的な要素があります。先ず、正しい音を頭の中で想定することです。次に、正しい音を実際に声にして出すことです。そして、自分が出した音が正しい音程がどうかが判断できることです。

 

 

音痴の人というのは、これらの要素の内、いずれかが欠落していると考えられるのです。音痴には2つのタイプがあります。ひとつは音を正しく認識できないタイプで、感覚性音痴と呼ばれます。もうひとつは音を正しく再現できないタイプで、運動性音痴と呼ばれます。

 

 

感覚性音痴の場合は、音を聞いてもそれを理解して記憶することができません。簡単な音程やリズムを区別することすら難しいために、自分の音程やリズムのズレにも気づきません。つまり、歌を歌うときの3つの要素がすべて欠落しているのです。ただし、このタイプの人はそれほど多くは存在しません。

 

 

一方、運動性音痴の場合は、音を理解することはできますが、それを思い通りに再現することができません。実際に、音痴といわれている人のほとんどはこちらのタイプであることが多いのです。

 

 

自分が出した音が正しい音程がどうか判断することはできるので、歌っている本人も自分が下手であることに気づいています。そのため、あまり進んで歌うことをしないので、なかなか音痴を治せないでいます。必要なのことは、音に慣れて経験値を上げることと、自分に自信を持つことなのです。